【Minecraft】レッドストーン回路解説!「Tフリップフロップ回路」を知ろう【レッドストーン初心者向け】
Tフリップフロップ回路
Tフリップフロップ回路とは、「T」 = Toggle(トグル) を利用して信号が加わるたびに出力の状態が反転する回路のことです。
トグルというのは、切り替え操作ができるボタンのことです。
つまり「Tフリップフロップ回路」をかんたんに言うと、ボタンによってオンとオフを切り替えられる回路のことです。
信号の出力と感知
普通のボタンの場合
ボタンを押すと、ドアが開きますが、すぐ閉じます。
レバーやトーチの場合
レバーを入れると、ドアが開き続けます。
- ボタンを押すと、信号が一瞬出て回路に流れます。
(流れ終わると消えます。)※感圧板なども一緒。 - レバーを入れると、信号が流れ続けます。
- トーチを置くと、信号が流れ続けます。
Tフリップフロップ回路の場合
これ(↓)が、かんたんなTフリップフロップ回路です。
ボタンを押すと、オンになります。(ドアが開き続けます。)
もう一度ボタンを押すと、オフになります。(ドアが閉じます。)
- Tフリップフロップ回路は、信号を出して回路に流れたら流れ終わってもオンの状態になり続けます。
- もう一度信号が回路に流れたら、今度はオフの状態になり消えたままになります。
- これが、信号が流れる度に切り替わるのがTフリップフロップ回路の特徴です。
Tフリップフロップ回路の仕組み
※ピストンはどちらも「粘着ピストン」です。
- ボタンを押すと、緑色の〇で囲われたブロックに信号が流れます。
- 緑色の矢印の方向(リピーター)に一瞬だけ信号が流れます。
- 同時に今信号が通ったブロックはピストンで押し上げられて信号が切れます。(赤矢印)
- 信号が一瞬で切れたので、水色のブロックは引っ張られずに押し出されただけになります。
- 右のトーチの上にブロックが来たことでブロックに信号が伝わり、奥の回路がオンになります。
もう一度ボタンを押すと、今度は粘着ピストンでさっき押し出しただけのブロックが引き戻されるので、回路がオフになるというわけです。
よりシンプルなTフリップフロップ回路
こちらの機構は「ドロッパー」を上下に向かい合わせて使用することで、より簡単にできるTフリップフロップ回路です。ちょっと説明書きのせいでややこしくなってしまってスミマセン。
粘着ピストンを使用しない分、こちらの方が省スペースで作ることができます。
向かい合わせたドロッパーの下の方になにか適当なモノを入れておくことで、信号が入った時に上のドロッパーにモノが移動し、コンパレーターが信号を出力する仕組みです。
こちらの機構でTフリップフロップ回路を使っています。(↓)参考
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