【EFT初心者向け】「タルコフ」ってどんなゲーム?話題のサバイバルFPSの魅力を紹介!【Escape from Tarkov】
「Escape from Tarkov」とは
タルコフってどんなゲーム?
開発元は「BattleStateGames」というロシアの企業。タイトルの「Escape from Tarkov」は直訳すると「タルコフから逃げろ」。
ロシアっぽい架空の地域ノルヴィンスクの都市「タルコフ」が舞台の、脱出を第一目的としたリアル系サバイバルFPSです。
このゲームUnityで作られてるのマジですごいと思う #EFT #EscapeFromTarkov pic.twitter.com/Cd0Sn905A0
— ぽんぬP🍑🍓🍐⚽ (@pontako67G) January 21, 2021
ゲームの目的は?
1回の出撃ごとの最優先目標は「脱出すること」。
マップに入るごとに違う場所でスポーン(出現)し、毎回ランダムで決められたいずれかの場所から時間内に脱出することを目指します。
脱出するまでに、プレイヤーはいろいろな選択肢を取ることができます。
- 危険を冒して激戦区の美味しいアイテムを漁る
- 比較的安全な外周のアイテムを漁る
- NPCを倒して少量のアイテムを奪う
- プレイヤーを倒して美味しい思いをする
- タスク(クエスト/ミッション)をこなす
- タスク用のアイテムを集める
- NPCのボスを倒しに行く etc…
基本的には、タスク(クエスト)を進めて行くのが良いと思います。
脱出することが最優先なので、FPSゲームながら戦わなくても良いのも特徴。
広いマップに毎回プレイヤーは10人程度しか居ないので、1度も人と会わないマッチもしばしば。ひたすら戦闘を避けるプレイスタイルの人もいます。
最終目標は人それぞれ
このゲームには終わりは基本的にありません。最終的な目標は個人個人で変わってきます。
マイクラやARK、どうぶつの森、GTAみたいな感じで、素材や資金を集めたりステータスを上げたりすることでゲームプレイが快適になっていく過程を楽しむゲームです。
銃のカスタム要素、アイテムの種類も豊富
- 総資産を増やす
- 武器をカスタムしてコレクションする
- 装備を整えて強い装備で戦いに行く
- タスクをどんどん終わらせる
- ハイドアウト(施設)を強化していく
- ステータスを上げていく
- 価格の変動するフリーマーケットで売買を楽しむ
- 現実の価格と連動したビットコインで一喜一憂する etc…
アイテムの湧きもランダムなので、お宝を見つけた時の喜びとそれを持って帰るまでの緊張感は他では味わえない面白さです。
「ハードコア」サバイバルFPS
ゲームの難易度は高め
タルコフが面白いのは、実際の戦場さながらの緊張感を味わえる作りこまれたリアルさにあります。
持つ荷物が多ければ足が遅くなって息切れが速くなったり、マガジンをリロードすると残弾が入っていても新しいマガジンと丸ごと入れ替えます。撃って敵を倒した後には弾を一つ一つマガジンに込める作業もします。
また、与えたダメージどころか撃った弾が敵に当たったかどうか、倒したかどうかすら分からない時もあります。
- 高いところから重い装備を持って飛び降りれば死にます。
- 足を撃たれれば、走れなくなります。
- 腕を撃たれれば、銃を構えにくくなり、ブレが増えます。
- 出血していた場合、止血しないとダメージを受けていきます。
- お腹が空いて食料が無いといずれ餓死します。
- 頭の何も付けていないところを撃たれれば即死します。
- どんなに強い武器装備でも、被弾する部位次第では即死します。
これらの要素が作りこまれているので奥が深く、慣れればゲームとしてとても面白いのですが、逆に言えば慣れるまでは「複雑で難しい」という事でもあります。
ハマらない人はハマらないかも?
既にこのゲームが気になっている人はハマる素質ありだと個人的には思いますが、それでも人を選ぶゲームシステムです。間違いなく万人受けはしないゲームでしょう。
序盤が一番しんどいゲームと言われているので、失うことに抵抗のある人、やられることでイライラする人、連続キルしたりして無双する事に快感を覚えるタイプの人にはこのゲームは向いていないかもしれません。
緊張感がありすぎてもはやホラー
PUBGのソロモードのような緊張感があるので、森の中を走っていたらいきなり撃たれることも。
ゾンビやクリーチャーが出てこないだけで、その辺のホラーゲームよりホラーなので心臓が弱い方にはオススメできませんw
タルコフ、普通にやったらホラゲーすぎて心臓に悪いので ゆるキャン△のサントラをBGMとして薄っすら流しながらプレイすることで まったりサバイバルゲーって感じの雰囲気になって良い(*'ω'*)(なお人は4ぬ) #EFT pic.twitter.com/Utwpry0ELn
— ぽんぬP🍑🍓🍐⚽ (@pontako67G) January 24, 2021
UIが最低限しかない
ゲームには通常、プレイヤーに分かりやすいように設計されたユーザーインターフェース(以下UI)が至る所に存在し、プレイヤーのゲームへの理解を助けてくれます。
しかし、タルコフはあえてシビアにすることによる徹底したリアルへの追求が魅力のゲームなので、UIが最低限しかありません。
味方に矢印やネームタグ(名前)なんて表示されないし、友達とチームで出撃すると誤射もしばしばあります。(報告が少ないとフレンドリーファイアでよく4にます。)
(↑)こちらの画像にはよく見ると触れるものが4つありますが、落ちているアイテムや漁れるところがハイライトされたりはしないので、気づかないこともしばしば。最初はどこが漁れるのかすら分からないと思います。
倒された場合、アイテムをロストする
このゲームの一番の特徴は、やられたらアイテムをロストする(失う)ところです。
(↑)一応”敵に奪われなければ帰ってくる保険”は掛けられる
基本的にマッチ中に武器やアイテムを集めて持って帰ることができれば、高いアイテムは売ってお金にしたり、次回以降より良い装備で出撃できるようになります。
めちゃくちゃレアなアイテムが落ちているのをたまたま発見することもあります。この喜びはminecraftでダイヤモンドを見つけた時以上のものでしょう。
しかし、時間内に無事に生きたまま脱出できなければ、どんなに敵を倒して良いアイテムを持っていたとしても、全て失ってしまいます。
良い装備を持ち込めば生存率は比較的上がりますが、失った時の代償は大きくなります。
逆にロストを恐れて軽装で挑めば、生存の確率が下がります。この塩梅が非常にシビアで面白い点です。
リスクのない楽しみ方もある
「せっかく集めた物を失うのがつらい…」
「やってみたいけど人(プレイヤー)と戦いたくない…」
という人もいると思います。
そんな方にオススメな、ロストするリスクのない楽しみ方も複数存在します。それがSCAVモードやオフラインモードというモードです。
▼SCAV(スカブ/スカベンジャー)は、ランダムに与えられた装備でプレイヤーの後からマップに湧くモードです。ハンドガンしかない場合もあれば、そこそこ強いライフルを持っていることもあります。
このモードでは、死んでもその時に持っていた物しか失わない上に、生還できれば持って帰って自分のものにすることができます。
▼オフラインモードでは、自分の財産になったものから好きなものを好きなマップに持ち込み、NPC相手に銃をぶっぱなすこともできます。オフラインなので他のプレイヤーは居ません。使ったアイテムや弾も減ることはなく、死んでも何もデメリットが無いので、マップを覚えるのに使ったりします。
この2モードはリスクが少ない代わりに、タスクが進行せずレベルアップも出来ないというデメリットもあります。しかしながら、タルコフの雰囲気を存分に味わうことができるので、練習にも最適です。
なんで今流行ってるの?
タルコフやります👍
— えなこ (@enako_cos) January 11, 2021
闇落ちエディション買ったわ pic.twitter.com/uwQ9hSDXwW
ワイプ(全リセット)がある
タルコフには、通称ワイプと呼ばれるいわゆる全リセットがあり、数か月~年に一度ぐらいの頻度で全プレイヤーの進行状況、アイテムなどを全てリセットします。
「せっかく集めた、進めたのにリセットされるの?だったらやらなくていいじゃん」と思うかもしれません。自分も結構コレクション欲が強く、物に執着がある方なのでリセットには抵抗があります…。
でもゲームプレイで得た知識や自分自身に身についたゲームスキルはリセットされません。
このゲームは知識ゲーとも言われるほど、覚えることがたくさんあります。タスクの進め方や、取っておいた方が良いアイテムの選択眼、激戦区になる場所の把握など、枚挙に暇がありません。
つまり、次回以降「強くてニューゲーム」ができるということになります。
ゲーム配信サイトTwitchでは、ワイプからひと月経っても多くの視聴者がいる様子。
タルコフ所持金425円につき、stylishnoob先生の次回作にご期待ください!
— stylishnoob (@stylishnoob) January 25, 2021
なぜリセットされるのか
簡単に言うと「インフレを防いで初心者に優しくする」ことが目的だと思います。
初心者が続かないゲームは、ゲームとしての寿命が短くなることを意味します。
強い人が強くなりすぎると、新しく始めた人が何もできなくなって辞めてしまいます。
それでは人口がどんどん減ってしまい、ゲーム運営が続かないため、定期的にワイプを入れることでバランスを取っているわけです。
ここまで言えば分かると思いますが、ワイプされてから翌月ぐらいまでは比較的プレイする人が多く、初心者も入りやすいタイミングということになります。
なので新しく始める人が多かったり、前やってた人が戻ってきたりするので流行るわけです。
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