【防音室製作】② ~調達編~ 材料の買い出しと運搬【自作防音室】
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防音室製作 ② 調達編
今回のようなDIY用途だと普通のコーナンより品揃えが豊富で安いコーナンPROの方がいいだろうという事でコーナンPROへ向かいました。
材料調達
木材に関する予備知識
DIYでは「ツーバイフォー材(2 x 4 材)」と呼ばれる長方形の角材を主に使用します。
この名称は木材のタテ×ヨコ(高さと幅)のサイズを表しています。正方形になると「ツーバイツー(2 x 2)」といった感じです。
長さの単位はセンチメートルではなく「フィート」が使われています。(6Fと表記されていたら 6フィート = 約182cm)
畳のサイズ1畳がおよそ 91cm × 182cm なので、簡単に置き換えると6フィートの正方形の部屋を作ったら2畳の部屋という感じになります。
必要な木材の見積もり
角材
角材は先述したツーバイフォー材を主に柱や枠組みとして使用します。
自宅にある程度広いスペース(物置や駐車場など)が無いと置いておこうにも幅を取り、置き場所に困ることになると思うので、あらかじめ必要な本数、長さについては家で考えてから買いに行きましょう。
そのうえで、必要本数より数本余分に買っておくと後で端材と組み合わせて机を作ったりできるのでオススメです。バックアップにもなるし。
合板
合板は、床、壁、天井に使用します。
ケイカル板が一番安かったのでこれを内側の壁に使用します。有孔ボード(穴の空いた板)を使用することで防音室内からの音を壁の中にあえて通し、吸音性を高めるつもりです。(壁には吸音材を敷き詰めます)
防音室外側の壁にはプラスターボード(石膏ボード)を張り遮音性を高めます。
重いモノや人が乗る部分(床、天井、机など)は針葉樹合板のようなある程度丈夫な材質で厚みがある合板でないと割れてしまう恐れがあるので注意しましょう。
(↑) たぶんこれを床材にしたら割れるんじゃないかな…
ということで、床用に12mmの厚さの針葉樹構造用合板を3枚購入しました。
木材のカットサービスも
店である程度木材をカットしてくれるサービスもあります。
素人が自分で切るよりも素早く正確にカットしてくれる上に、サービス料金は数十円とかなので可能な限りやってもらった方が楽にのちの工程が進むでしょう。
余談 ~ウッドショック~
(↑) 1月時点の「2×4材 6F」
(↑) 3月時点の「2×4材 6F」
この店舗には木材を買いに2回訪れたのですが、同じ木材でも値段が2ヶ月で倍以上になってしまっています。
運搬 軽トラを借ります
コーナンのようなホームセンターでは、1時間程度なら店で軽トラを貸し出してくれます。
自前での運搬方法が無い場合、店で軽トラを借りましょう。
サービスカウンターに軽トラを借りたいと伝えると、事故った時は知らんぞってな感じの誓約書にサインさせられますw
軽トラを借りるにあたっては、普通免許はもちろん、その場で通じる携帯電話番号が必要なようです。
会計を済ませ、鍵を借りたら購入した木材を軽トラへ積み込み、運搬します。🚛💨
ロープで荷台に木材を縛る
軽トラのココがすごい
— にゃこC@ミリアン・テルミドール (@nyaco_appleopie) October 27, 2016
1m木材なら助手席に乗る
2m木材なら荷台にぴったり収まる
3m木材なら斜め積載すれば載る
4m木材ならキャノン砲みたいになる
※斜め積載する時はロープでしっかり固定しましょう pic.twitter.com/J32lVWuaMk
店員さんが親切なら軽トラへの運搬と積み込みは手伝ってくれます。
積み終わったら木材が絶対落ちないようにロープで縛ります。
木材も2m木材(6フィート)までの運搬ならば荷台の内側に収まると思います。それ以上の長さのものを購入する際は、しっかり固定できるロープの使い方も勉強していきましょう。
※僕が行った店舗では軽トラと一緒にロープは貸してくれましたが、一応先にロープの貸し出しが可能か店員さんに聞いておきましょう。
軽トラで自宅へ運搬
人生で初めて軽トラを運転しましたが、便利ですね🥳
僕は原付には毎日のように乗りますが、MT車となると半クラッチとか忘れたぞ…って感じのペーパードライバーです。ですが今どきの軽トラは当然のようにオートマで普通車と大差ない感じで運転できました🔰
自宅までのルートを事前に確認しておくと余計な焦りが生じにくいので、運転に不安がある方は絶対やっておきましょう。
※運転免許証を持っていない方は運転できる家族や知人にお願いしましょう。
無事に運ぶことができました🥳
ちなみにこの工程は個人的に結構しんどかったです。僕自身のAP(行動力)の最大値が100だとしたら90ぐらい使いました(笑)
普段通販に頼り切っている現代っ子には中々ハードル高いかもしれません。
自分の求める木材は通販では揃えるのが難しそうだった(というか運搬費用がバカ高くなる)のでやや大きめの規模のDIYをやる場合は自分で軽トラ等で運搬できるようになった方が良さそうです。
AP回復してから次の工程へ…次回 →
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