【DIY】ヘッドフォンが壊れたので直すついでにリケーブル&ケーブル脱着式にしてみた

ヘッドフォン修理

SONY MDR-XB1000

※廃番

愛称タイヤちゃん。愛用のヘッドフォンです。

SONYのヘッドフォンの中でも特に重低音にこだわった一品で、これ付けたまま歩くだけでボフボフ振動が伝わってくるほどです。

先日、誤ってケーブルに引っ掛かってしまい、端子が折れてしまいました…(;´∀`)

しかしこちらのヘッドフォン、すでに生産終了しているのでパーツの入手も難しく、たぶん修理対応もお金かかるんだろうなぁと。

ぽんぬ
今回は幸いにもプラグが折れただけなので自分で修理することにしました!

リケーブルとは

ヘッドフォンのリケーブルとは文字通り再接続という意味で、基本的には品質の良いオーディオケーブルに繋ぎ直す事で音質の向上を図ることです。

オーディオケーブルには、材質による導電性やノイズの乗りにくさなどの品質があり、良いケーブルを繋ぐと音質にも影響があるのは確かです。まぁ目には見えないのでオカルトチックな領域なんですが。

それは置いておいて。今回のぼくの場合は音質云々のこだわりではなく、とりあえずもう一度音が聞こえるようにしたいので、余っていた(断線して使えなくなっていた)同じSONYのノイズキャンセリングイヤホンの線を再利用する事にしました。

患部

破損個所はこちら↓ ケーブルの先のプラグがステレオミニだったのでフォンの変換プラグに挿して使っていたんですが、根元からプラグが折れてしまいました。

破損したプラグが変換プラグの中に残ってしまっている状態。

先っちょのプラグ部分だけ繋ぎ直して使えるようにしても良かったんですが、如何せんちょっとケーブル自体が長かった(2m)ので、好きな長さのケーブルを繋げるようにしたいと思い、ついでにケーブルを脱着式に改造する事にしました。

ヘッドフォンを解体

イヤーマフ(耳当て)の部分を丁寧に外して、中のスピーカー部分を取り外せるようにします。たぶんどのヘッドフォンでも同じような構造だと思います。

+と-(HOTとCOLD)しか繋がってないので結構単純ですね。

ケーブルがどこにはんだ付けされているか 分からなくならないように、外す前に写真を撮っておきます

ぽんぬ
ちゃんと写真を撮っておけば、配線するときは写真を見ながら逆の手順で付ければ良いだけなので簡単です!

左右のケーブルを外した状態。

ケーブルを付け替える(リケーブル)

↑完成イメージ。断線したイヤホンのケーブルをぶった切って移植することに。

ついでにL側(左)にプラグを挿せるジャック(ステレオミニのメス側)を埋め込んで着脱式にしたい。

というわけでオスをメスにする性転換手術を行います。

ケーブルのプラグ部分(ステレオミニのオス側)をぶった切ります。これを適当なステレオミニのジャック(メス)に配線しなおしたい。

これまた使っていなかったボリューム操作などができるレシーバー?リモコン?(中継機器)のジャック部分(メス穴)を拝借します。(はんだを取って剥がすだけ)

ジャックに再配線した時の写真撮り忘れました。まぁ適当なのでw

↑元々はなんかこんな感じでケーブルが通っていたので、この赤丸のやつの中に良い感じにジャックを埋め込みたい。

というわけで埋め込んだ図。

入れてみたところ思った以上に空間が余ってスカスカになったので、グルーガンで雑に固定しました。

そのままだと見栄え悪いので蓋するなり塗装するなりして隠したいですね。まぁ面倒だから今度にしよう(やらないやつ)

グルーガンは簡単に色々接着したり固定したりできて便利なので、おうちに1本あるといろいろ捗りますよ。

できた。

ひとまず、好きなケーブルを挿して正常に音が聞こえるようになったので満足です。

欲を言うと左と右をつなぐ部分はヘッドバンドの方を通したかったんですが、長さが足りませんでしたw(つなぐ前の写真の時点でわかってたんですけどねw 次改修するとしたらここのリケーブルかな)

断線しても自分で修理できますよ!

ヘッドフォンやイヤホンのケーブルは断線しやすいもの。しかし、断線しただけで丸っと買い替えるのは非常にもったいないです。

断線、故障したイヤホンやヘッドフォンがもしあったら、捨てるよりもダメもとで修理にチャレンジしてみることを推奨します!

はんだごてと簡単な知識(どっちがプラスでどっちがマイナスか程度)さえあれば、断線修理は意外と単純な作業なので誰でもできますよ!

ぽんぬ
はんだごてもホームセンターや100均で売ってるので、1本買っておくと便利です!
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