【Fate】Fate作品のアニメどれから見るのが最適か問題。個人的なオススメ作品とその理由

Fate作品の入り口

Fate/Grand Orderの大ヒットにより、オタク界隈で履修する人が増えているFateシリーズ。

その中でもアニメ版は見るだけで手軽にFateのストーリーの大筋を知ることができるという意味で入り口として最も推奨されるコンテンツです。

そして度々議論になるのが「どれから見るか」問題。派生作品が多いFateシリーズは最適な入り口が分かりにくくなっているのも事実です。

結論から述べると

ぼくが一番面白いと思ったのはFate/Zeroです。

ただ、最初に見るのはFate/stay night [UBW]からが良いと思います。

理由は以下で述べていきます。

Fate/stay night

Fateシリーズのメインタイトルであるのが「Fate/stay night」。原作はPCノベルゲームで、3本のルートがあります。それぞれ話の登場人物や大筋は一緒ですが、展開とエンディング、ヒロインの焦点が違うのでそれぞれ別の話として楽しめる内容になっています。

DEEN版[Fate](セイバールート)

2006年に放送された最初のFate

STUDIO DEEN制作。

PC版stay night(原作)の原点ルート(1本目のルート)で、メインヒロインは主人公のサーヴァントとなるセイバー

ナンバリング物とかは1から履修しないと気が済まんのじゃ!って人はここから入ることになるでしょう。

しかし、00年代のアニメなので今となっては作画のクセも強く、ぶっちゃけそんなに評価も高くないのでここから入っても受け付けない恐れがあります。

次に紹介する[UBW]と話の大筋は一緒なので、作画も綺麗でクオリティの高い[UBW]の方から入るのをオススメします。

Fateシリーズにハマった後で見るとそれはそれでやっぱり面白いのでオススメです。

ufotable版[UBW](凛ルート)

2014年放送、ufotable版のstay night

※[UBW]はUnlimited Blade Worksの略

主人公の同級生・遠坂凛がヒロインとなるストーリーです。

2本目のルートながら王道のストーリー展開で、Fate作品の面白さが凝縮されていると思います。

また、現在劇場版三部作として制作&上映されている、劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」が3本目のルートに当たるので、UBWを見てから劇場版を見ると色々と繋がる部分が多く、最大限に楽しめると思うのでオススメです。

ufotable版[Heaven’s Feel](桜ルート)

現在制作&上映中のstay night完結編

stay nightの3本目のルートです。

このルート(Heaven’s Feel)のメインヒロインは間桐桜

このルートは1本目、2本目とは大きく話の展開が変わります。劇場版三部作とは言ってもstay nightの全てがまとまった作品というわけではなく、むしろ解答編のような側面があるのでここから入るのはオススメしません

また、原作がいわゆるエロゲーなだけに劇場版もPG-12指定となっているので、お茶の間で家族と見るような内容ではないので注意しましょうw

戦闘シーンなどの作画は圧倒的で、クオリティはシリーズ随一だと思います。是非とも映画館で観たい作品です。

Fate/Zero

「Fate/stay night」の10年前に行われた聖杯戦争のお話です。stay nightの主人公・衛宮士郎の父親である衛宮切嗣が主人公となり第四次聖杯戦争に参加します。

登場するサーヴァントやマスターもstay nightとは違いますが、stay nightの登場人物と深い関わりのある人物も多く、要所要所で繋がっています


正直個人的にはこれが一番面白かったです。


この作品を勧める人も多く、実際この作品を最初に見たというFateファンも多いです。

Zeroを最初に見るのはアリ?

正直、stay nightを見ていないと致命的なネタバレになる要素が多く、先にstay nightを見て内容を知っている前提でオッサンたちも話をしてくるので、stay nightを見てからの方が楽しめると思います。

(初見だとネタバレ要素自体に気づかないというか意味が分からないものも多いかもしれませんが…)

個人的にはこの作品を最大限楽しむためにstay nightでFateの基本的な世界設定を知ってから視聴するのがベストだと思います。

OPがLiSAの1stシングルEDが藍井エイルの1stシングルというタイアップ面でも今となっては伝説的なアニメ作品です。


原作がかの有名なニトロプラスの虚淵玄で、『Fate/Zero』をアニメ化する企画過程で現アニプレ社長の岩上氏が虚淵氏に持ちかけた企画が『魔法少女まどか☆マギカ』らしい

ぼくはUBW → Zeroをオススメしましたが、Zetoから見るのを勧める人も非常に多いです。

ショートケーキのイチゴを最初に食べるか取っとくかみたいな話だと思うので、実際どちらから見ても楽しめると思います!

派生作品としてのFate

Fate/Apocrypha

赤と黒の陣営による「聖杯大戦」

スピンアウト小説の一つ。元々は三国志大戦のようなオンラインゲームの予定だったのが小説になりアニメ化したらしい。

本来1騎ずつ戦うサーヴァントがチームを組んで戦う7vs7の陣営に分かれた聖杯大戦と言われる形式での聖杯戦争の話。個人戦ではなく団体戦。

Fate作品としての面白さというより外伝的な作品としての面白さなので、ここから入って「Fateっておもしれー!」とはならないと思います。

これはこれで面白いしアストルフォは可愛いのでstay nightやZeroを見てFateにハマってから見ると良いかも。

Fate/EXTRA Last Encore

Fate/Extraの世界観を踏襲

PSP版ゲームの「Fate/Extra」の世界観をアニメ化した作品。

世界観や登場サーヴァントは原作ゲーム(Extra)を踏襲しているものの原作ゲーム(Extra)の時点で大分stay nightとは世界観の違うパラレルワールド。

アニメのストーリーはその更に未来の時間設定でオリジナル。世界観だけ同じで別物といっても過言ではないと思います。

※設定はゲームと別物(対戦カード等)なのでゲームの未来の話ではないという意味

どちらかというとExtraをプレイしたことのあるファンなら楽しめるファンディスク的な印象で、Extraを知らない人がいきなり見てもたぶん面白くないと思います。

アニメはシャフトが制作しており、独特の世界観が表現されている一風変わったFateです。

ネロちゃまはこっち。

Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-

FGO第1部7章がアニメ化

ご存知スマホゲーム「Fate/Grand Order」の作中ストーリーのアニメ化作品。ゲーム内では7章に当たるバビロニアの話。

1~6章を知らなくても切り離して楽しめるので問題なし。

ゲーム内でも特に評価の高いストーリーなのでクオリティは高い。なお6章が劇場版作品として公開予定。

FGOをこれからプレイする!って人にはオススメできる作品です。

ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-

成長したウェイバーが主人公のミステリー作品

三田誠によるFateシリーズのスピンアウト作品。

Zeroのライダー陣営のマスター、ウェイバー・ベルベットが主人公のミステリー小説

舞台は第四次聖杯戦争(Fate/Zero)から10年後のイギリス。

FGOでも2019年春にコラボイベントが開催されました。

ライネス師匠がカワ(・∀・)イイ!!

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ

イリヤが主人公の魔法少女もの

漫画を原作としたスピンオフ魔法少女もの。

並行世界線って言ったら何でもアリかってぐらい登場人物以外はほぼほぼ別ものと考えて良いです。

stay nightやZeroを見てイリヤちゃんが可愛い!しゅきしゅき!ってなったらハマること間違いなし!

神作。

ちなみにこっちはこっちで劇場版もやってるぐらい盛況。



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